昔からの習慣を近代インテリアに。暖簾のススメ

 

「いらっしゃいませ!」

暖簾(のれん)のイメージって、もしかするとほとんどが「お店の暖簾」かもしれません。そのイメージが当たり前すぎるほど、飲食店や商店、時にはデパートの入口に大きな暖簾がかかっていたりします。暖簾にはたくさんの種類があり使用目的もさまざまです。

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例えばこの、古くからのお醤油屋さんの店先にも暖簾が見えます。紺色の暖簾がかかっているのがわかりますね。

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店の横にあるこの大きな白い布も実は暖簾です。日除け暖簾と呼ばれ、看板の役割を果たすほか、文字通り、店先の大きな開口部を日差しから守ったり、視線を遮ったり、風通しを調節する役割もあるのです。

商業と結びついているように思える暖簾ですが、もともとは簾(すだれ)のすきま風を覆う布として、かなり昔から一般の家屋で使用されてきた日本独特のインテリアと言えます。

「日差しを完全に遮りたくはない、でも視界は遮りたい」、「部屋のドアを開けて風通しをよくしたいけれど、中が見えるのが気になる」、「せっかくの明るい窓をカーテンで覆ってしまうにはもったいない…」。そんな時、暖簾が活躍するかもしれません。お店の暖簾のイメージというより「オシャレ暖簾」、「仕切り」、「布製のパーティション」ととらえると、部屋に暖簾をどのように取り入れるか考えやすくなります。

ワンルームマンションやリビングが広いお宅などでも、隣の部屋との間に、あるいは窓から離れたところに一枚暖簾を下げるだけでも、落ち着く空間を作り出せます。

NAVERまとめの「部屋をかんたんにイメチェン!のれん活用術いろいろ」では、その参考になる「暖簾」の使い方がまとめられていましたので、参考になるかと思います。

工夫次第で住まいの居心地が変わります。素材や色を自由に選んで過ごしやすい空間を創出してみましょう。

 

暖簾のうんちく[オーダーのれんドットコム]
部屋をかんたんにイメチェン!のれん活用術いろいろ[NAVER]

 


茂木健一

茂木健一

投稿者プロフィール

フリーランスのWeb Photographer。元の職業は土建屋さん。重機を自由に操っていた仕事から、時を経ていつの間にか写真やウェブの世界に。関心事は自然をありのままに撮ること、感じたままに撮ること。自分視点で物事を見つめます。[URL]

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