ベランダを活用しないと、もったいない!

 

皆さんは、マンションのベランダをどのように利用されていますか?

えっ、洗濯物を干すだけですって? それは残念!

たとえば、お住まいの部屋が約80㎡で、それに附属するベランダの広さが20㎡あるとします。

仮にそれが時価5,000万円のお部屋なら、全体の2割に当たる1,000万円分の価値を無駄にしていると私には感じます。

マンション購入の際には、間取りや有利なローンの組み方を一生懸命研究したのに、いざ入居したらベランダをほぼデッドスペースとして放置してしまっている…。それではもったいないですね。

しかし実を言うと、お恥ずかしながら、かつてはわが家もそれと同じ状況でした。

そして、あるアイデアを閃いたことから、ベランダの活用方法を検討し始めたのです。

 

リビング空間がもっと「広く」ならないか?

多くの人にとって日常生活で一番利用する部屋は、リビングルームではないでしょうか? テレビを見たり、食事をしたり、子供やペットと遊んだりして家族の団欒に欠かせない場所ですよね。

このリビングルームがもう少し広かったら、もっと快適なのになぁ…と思っていました。もちろん、他の部屋を犠牲にしない限りそんなことはできません。

でも、何らかの工夫によってリビングの空間を「より広く感じること」ならできるかもしれないと考えました。

そして、そのためには、人の視線を室内から無意識のうちに部屋の外へ向かせるようにすればよいことに気付いたのです。

その視線の先にあるものが、窓の外にあるベランダです。

そこから、どうやってベランダに視線を集めるようにすればよいかを研究し始めました。

 

リビングを視覚的に広く、グリーンで心地よく!

まずは、掃き出し窓のカーテンを開けてみましょう。

その先にあるベランダが、コンクリートに囲まれた無機質で殺風景な空間だったら、ここでひと工夫。

植物によるグリーンが心地よい空間を創りましょう。無意識のうちに視線をベランダに誘導するには、それがもっとも有効な方法です。

窓の外の緑豊かな庭園を見ながら朝食を楽しむ…。まるでリゾートホテルのような時間が、毎朝自宅で持てたら素敵だと思いませんか?

 

癒しの空間は小さくても心地よい

もちろんベランダにはエアコンの室外機も置いてあり、洗濯物干しのスペースも確保しなければなりませんので、広い庭付き一戸建て住宅のようにはいきません。

とはいえ、京都の町屋の坪庭や盆栽の例をとるまでもなく、日本人はもともと欧米住宅のような広大なお庭よりも、箱庭のような限られた省スペースに自然の息吹を凝縮させた空間に安らぎを覚えるところがあるように思います。

ですから工夫次第で十分に可能です。あきらめる必要はありません。

 

家具のレイアウトも変えてみる

続いて、室内も見直して、家具の配置を変更してみました。

わが家のダイニングには、1800ミリ×900ミリの大ぶりな木製テーブルがあります。当初はそれを部屋の真ん中にドンと配置していましたが、ベランダに心地よい庭ができたのを機に、それを窓際いっぱいに寄せて移動してみました。

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そして、ベランダを真正面に眺める形に腰かけて、まるでカフェにでもいる気分で食事を楽しめるようにしたのです。

普通こんなレイアウトは考えづらいかもしれませんが、その結果リビングの真ん中に大人ふたりがストレッチ体操ができるほどの広い空間が出現したので、まさしく一挙両得です。

雰囲気も良く、おススメですよ。


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吉村 康広

吉村 康広宅地建物取引主任者、ファイナンシャルプランナー(AFP)

投稿者プロフィール

大阪府大阪市在住。ベランダガーデン倶楽部主宰。ベランダに隣人へ配慮したマナー重視のお庭づくりを推奨。合理的に設計されたマンションは住みやすい反面、無機質で殺風景なところが残念…。程よい数のグリーンとセンスのある造作&調度品で、おしゃれなプライベートガーデン造りを! ブログも執筆中。1955年12月28日生まれ。

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