マンション管理見直し世帯当たり年間4万円負担が減少

 

都内のマンション管理組合で顧問の仕事を頂いてから、今月で半年経ちました。

今月末に定期総会を開催しますが、今期決算と来期の予算を比べると管理見直しの効果を明らかに見て取ることができます。

この組合では、顧問就任後ただちに「管理コスト適正化診断」を実施しました。

その要約をご紹介すると…

1)管理委託費

・適正金額に比べて割高なため、現状比23%の削減が可能。

・管理会社との交渉開始を打診。

2)マンション保険

・来年築16年目を迎えるため、大幅に保険料負担が増える。

・また、本年10月から各社が保険料を改定するため、来年の契約満期を待たずに現契約を中途解約して5年契約に切り替えるほうが得策であることを助言。

3)電気料金の削減

電子ブレーカーの導入蓄暖機による夜間電力料金低減でコスト削減が可能。

・初期費用が合計60万円ほどかかるが、5年程度で回収可能なので十分検討に値すると助言。

この診断報告をもとに、各課題の優先順位を決めて毎月の理事会で検討を進めるとともに、管理会社との交渉を経た結果、次のような成果を出すことができました。

・管理委託費については、一部過剰仕様のカットを含めて29%の削減を達成。(1住戸あたりの経済効果:年間約4万円

・マンション保険については、値上げ前に契約を切り替えたことで、来年以降70%以上のコスト負担増になるところ、30%程度に抑えることができました。

電気料金の削減プランについては後回しになったため、今後具体的に検討する予定ですが、コンサルティングを開始して半年で顕著な成果を挙げることができ、ホッとしているところです。

 


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村上 智史

村上 智史

株式会社マンション管理見直し本舗代表取締役・All About マンション管理士ガイド。早稲田大学卒業後、三井不動産に入社。土地オーナーとの共同事業、ビル賃貸事業、Jリート(不動産投資信託)の立ち上げに従事した後2013年3月退職。2013年5月 『あなたの資産を守る!マンション管理見直しの極意』(自由国民社刊)を上梓。無関心な住人の多いマンション管理組合が潜在的に抱えるリスクを解消し、長期にわたって資産価値を維持できるソリューションを提供することで、「豊かなマンションライフ」の実現を目指しています。

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