いざという時のために備えておきたい防災グッズ

我が家の防災グッズ、そろっていますか?

防災の日の由来は?

もうすぐ「防災の日」がやってきます。1923年に発生した関東大震災を忘れないために、毎年この日に全国各地で台風、高潮、津波、地震などの災害を想定した防災訓練が開催されます。また、防災の日を含む1週間は防災週間として様々な防災活動が催されます。ぜひこれを機に防災グッズの点検もしておきたいところです。

 

防災グッズは二つのシーンを想定して準備する

万が一の災害時に役立つ防災グッズは「日常生活に欠かせないもの」「万が一ライフラインが途絶えたときに役に立つもの」この二つのシーンを想定してをそろえておくと良いでしょう。
※ライフラインとは「命綱」を意味し、水道、電気、ガス、電話やインターネットなど日常生活をおくる上で必要不可欠な設備を指します。

「日常生活に欠かせないもの」には、水、食料品、常備薬、洗面用具、ミルク、おむつ、生理用品、コンタクト保存液など主に身の回りのもので、ご家庭によって必要なアイテムは異なります。

「ライフラインが途絶えたとき用」には、水や非常食はもちろんのこと、卓上コンロとガスボンベなど、食べ物を温めたりお湯をつくれるもの、簡易トイレ、ライトやろうそく、携帯電話の充電ができる簡易発電設備などもあると便利です。

 

5・5・5の法則

「非常時になくてはならないもの」でまず思い浮かぶのは「水」ではないでしょうか。人間には5・5・5の法則があり、その意味は「人は5週間なにも食べなくても生きていけるが、水は5日、呼吸は5分しないとで死んでしまう」というものです。

その「水」に関していえば、一人につき一日に必要な量は3リットルと言われています。それを3日分備蓄すると一人当たり6リットル、家族4人だと計24リットルにもなります。保管場所の確保がたいへんではありますが、命の元でもあるためしっかり備蓄しておきましょう。

水の保管は1.5リットルサイズの大きなペットボトルを主としつつ、持ち運びしやすい500ミリリットルサイズのペットボトルも取り混ぜでおくとよいでしょう。

 

一番復旧が遅れるライフラインは…

参考までに阪神淡路大震災におけるライフラインの復旧状況を確認しておくと、電気の復旧が最も早く約1週間で完全復旧し、水道は一か月後に仮復旧、都市ガスが一番遅く完全復旧は3か月後となっています。いずれも思ったより復旧に時間がかかっていますよね。

とりあえず備蓄で3日分過ごせればそのあとは救助が来る、という考えでよいと思います。

 

「我が家の防災セット」をつくろう

ホームセンターやインターネットでは、すでにセットになった防災グッズなども売られています。まとめて防災袋などに入れられており、一見便利そう(お得そう)に見えますが、家族構成に合わなかったりすでに持っているものも含まれていたりして、意外とお得ではないこともあります。

少し手間はかかりますが、やはり必要なモノをピックアップし、家族構成に合わせた数量を購入して「我が家の防災セット」を作ることをおススメします。

 


井上恵子

井上恵子住まいのアトリエ 井上一級建築士事務所主宰

投稿者プロフィール

一級建築士・インテリアプランナー。大手建設会社の設計部に約15年間勤務し、主にマンションの設計・工事監理を担当。独立後はマンションの性能や品質、間取り、子育てマンションなどを中心に多数の記事をWeb、新聞などに執筆。情報総合サイトAll About公式ガイド。マンション購入セミナーの講師なども行う。女性目線を大切に、みなさんの安心・安全な住まい選びのお手伝いをサポートしていきたいと考えています。著書に「住宅リフォーム計画」(共著、学芸出版社)「大震災・大災害に強い家づくり、家選び」(朝日新聞出版社)など。

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