マンション管理費の長期滞納問題、知っておくべき解決方法と事前の対策
2024/07/05
先日全国的に梅雨入りし、今年も初夏を迎えましたが、近年は夏の時期にゲリラ豪雨に見舞われる機会が増えてきました。
そして、ゲリラ豪雨や夕立ちとともに時折発生するのが、カミナリです。
「マンションには避雷針があるから、カミナリは落ちないんでしょ?」と思った貴方!
その考えは、残念ながら甘い…。
たしかに、鉄筋コンクリート造のマンションでは、建築基準法にもとづき避雷設備(※ただし、地上20メートルを超える建物が対象。)が導入されています。
ただ、避雷針はあくまで「建物を雷から守るため」のもので、建物の中にある物を守ることまでは考慮していません…。
現代では、電子機器がたくさんあります。テレビや冷蔵庫、エアコンはもちろんのこと、エアコン、パソコン、電話など電源以外のラインをつなげた機器もありますね。
たとえマンションに避雷針が設置されていても、落雷電流の一部が電源回路だけでなく、通信回線やアース線を経由して建物内にも侵入することがあるのです。
これを「雷サージ」と言います。
その「雷サージ」によって流れた電流が異常に大きい場合には、上記の電気機器や電子機器が故障することがあります。
こうしたリスクを回避するには、雷が落ちる可能性がある間、雷サージの侵入経路を遮断するためコンセントや通信回線等を抜いておくことです。
100%の保証はありませんが、まず被害に遭うことはないでしょう。
ただし、家を留守にしている時などは、この方法では対応できません。
こうした不在時も含めた予防策として、設備機器にあらかじめ避雷器(サージ防護デバイス)を取り付ける方法があります。
この避雷器には、機器ごとに取り付けるタイプのほかに、居室内の分電盤に取り付けて家中全体の器機を保護するタイプもあります。
家庭で簡単に使えるものなら、下のような機器がネットでも購入できます。
決して高額なものではありません。
● 電源タップ:【ELECOM 電源タップ 雷ガード マグネット付】
● アンテナ線:【日本アンテナ 雷ガードタップ付2分配器】
というわけで、マンション住まいの方も万が一に備えて落雷対策を考えておかれることをお奨めします。
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