マンション管理組合から搾取するアコギな業者を発見!

昨年から私が顧問をしている管理組合の理事会での話です。

管理会社のフロント担当者からの報告事項として、電子ブレーカー設置業者からの削減結果報告と再契約の依頼について説明がありました。

要約すると、こういう内容です。

・・・

■ 管理組合と締結した契約が、来春で10年の満了を迎える。

■ 電子ブレーカーの設置後満10年で「メーカーの交換推奨時期」を迎えるため、更新料として25万円(税別)がかかる。

■ 再契約するか、あるいは解約するか、契約満了の3か月前までに通知してほしい。

■ 解約した場合は、以降電気料金の削減効果がなくなるうえ、電子ブレーカーの撤去費用として5万円かかる。

・・・・

 

このマンションでは、電子ブレーカー設置によって年間15万円の電気料金の削減効果がありますが、何とその2割(=3万円)を「システム利用料」と称して約10年間この業者に支払っていたことがわかりました

 

こんなアコギなビジネスを展開している業者がいまだに存在しているとは・・・

驚きを禁じえませんでした。

 

電子ブレーカーは、もともと買い取ってもメンテ不要な代物です。

 

にもかかわらず、これをわざわざ事実上「リース契約」のような形式で販売し、フルメンテナンス(修理・点検は無償)が付帯されている「テイ」でやっているわけです。

 

電子ブレーカーは1台30万円程度なので、年間15万円も電気料金が下がるなら買い取りでもたった2年で元が取れます。

 

しかも、故障したり壊れるリスクはほとんどなく、10年のメーカー保証が付くのが一般的です。

 

つまり、この業者と再契約するよりも購入する方が5万円高くつくものの、年間3万円の「上納金」がなくなるため、コストアップ分も2年以内に回収できるというわけです。

 

にもかかわらず、電気料金の2割も搾取される契約を10年近くも続けていたとは・・

他人事ながらも、腹立たしい!

 

理事会役員に上記の話をしたところ、この業者とは解約して、電子ブレーカーを改めて購入することで検討することになったのは言うでもありません。

 

ところで、

悪徳とも言えるこんな業者を組合に紹介したのは、誰なんですかね?

 

<参考記事>

 

yonaoshi-honpo.hatenablog.com

yonaoshi-honpo.hatenablog.com

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村上 智史

村上 智史

株式会社マンション管理見直し本舗代表取締役・All About マンション管理士ガイド。早稲田大学卒業後、三井不動産に入社。土地オーナーとの共同事業、ビル賃貸事業、Jリート(不動産投資信託)の立ち上げに従事した後2013年3月退職。2013年5月 『あなたの資産を守る!マンション管理見直しの極意』(自由国民社刊)を上梓。無関心な住人の多いマンション管理組合が潜在的に抱えるリスクを解消し、長期にわたって資産価値を維持できるソリューションを提供することで、「豊かなマンションライフ」の実現を目指しています。

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