マンション管理費の長期滞納問題、知っておくべき解決方法と事前の対策
2024/07/05
マンションに住むときは、すでに出来上がったプランの中から間取りを選ぶことになります。新築分譲マンションの中には、早いうちに申し出れば多少のアレンジが可能なケースもありますが、かなり少数派です。
ですから間取りの中で「ここが不満」という箇所がどこかにあるのは、しょうがないことかもしれませんね。もしくは長く住んでいるうちに「現状の生活と間取りが合わない」と感じる時も来るかもしれません。家族構成はあるスパンで変化していくものですから、これもしかたないことです。
では、そんな時、どうしたらよいでしょうか。
一つの方法として「住み替え」があります。「あわない」と思ったら次の家を探して引っ越す。賃貸マンションであれば比較的しやすいでしょうが、もし分譲マンションを購入した後であれば、そう気軽にできることではないですよね。
では、分譲マンションを購入してしまったら、暮らしにあわない間取りでも、我慢しなくてはならないのでしょうか?いいえ、そんなことはありません。守らなければならない規約などはありますが、マンションでもリフォームで間取りを変えることは可能です。
住宅の一部のみもできますし「スケルトンリフォーム」といって、柱や梁などの構造躯体だけを残し、その他の部分をガラリと変えるリフォームも可能です。
今はあえて中古マンションを購入し、その後リフォームをして住む人も増えています。新築マンションを買うより格安で、さらに自分の暮らしにぴったりな間取りにでき、内装などにも好みを反映させた住まいにできるのですから、こだわりのある人に向く方法といえるでしょう。
ただし中古マンション購入には気を付けたいこともあります。古い物件の中には耐震性が十分でないものや、見えない部分で経年劣化が進んでいるものもある可能性があるため、新築物件を選ぶ以上に気を付けてマンションを選ぶ必要があるということです。
もしご自身での判断が難しかったら、専門家によるホームインスペクション(住宅診断)や既存住宅性能評価を受けた物件だと安心です。現況の傷み具合や将来必要になるであろう改修の程度、それにかかる費用の目安などがわかるからです。それらを把握しておけば予算も立てやすくなります。
むやみに心配するのではなく、もちろんノーチェックで買うのでもなく「状態を把握して購入すること」。これが中古マンション購入で失敗しないために大切なことだといえるでしょう。
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