マンションリフォームのきっかけは?

みなさんは、どんな時、どんなことをきっかけに自宅のリフォームをしているのでしょうか。今回は「リフォームのきっかけ」について考えてみたいと思います。

住宅設備の寿命は10年~15年

新築住宅に入居して十数年くらい経つと、キッチンや浴室、トイレなど、住宅設備のどこかしらで不具合を感じることが出てくると思います。例えばガスコンロの調子が悪くてお料理が上手にできない、シャワー水栓のしまりが悪く水漏れがしている、など。

何度か修理をしてもそのような状況を繰り返すようになったら、それらの設備機器が寿命を迎え「リフォーム時期がやってきた」ということなのかもしれません。

きっかけ1位は 住宅設備の老朽化

2015年リフォーム実施者調査(株式会社リクルート住まいカンパニー)の調査結果によると、マンションリフォームのきっかけは「住宅設備が古くなった・壊れた」が1位で約半分の47.9%を占めています。

住宅設備が古くなった・壊れたことがきっかけで行うリフォームは、どちらかというと「しかたなく」行ったリフォームという感じがしますね。確かにキッチン周辺機器やトイレ、バス回りの住宅設備の交換には費用が掛かるため、まだ使えるうちは使いたいと思いますよね。

でも、思い切って交換してみると「今まではなんだったの!?」という驚き(喜び)を感じられるリフォームになると思います。

キッチンまわりのリフォームでメリットを実感

例えばキッチンのガスコンロも今ではとても便利な機能を搭載しています。お魚やお肉を焼く時に具材の状態を判断して自動でおいしく焼いてくれるオート機能、天ぷら油の自動温度調節機能を使えば自宅でもカラリと美味しい天ぷらができ、タイマー自動オフ装置を使えば煮込み料理などに便利です。

失敗が少なくなり、何でも美味しくできるのでお料理のレパートリーが格段に増え、またお料理後のお掃除もしやすいなど、享受できるメリットには目を見張るものがあります。

また、古いエアコンと最新の省エネ型のエアコンではかかる電気代にだいぶ差があり、交換すると月々の電気代でメリットを実感することができるでしょう。シャワー水栓も、節水型に変えると水道代、電気代を抑えることができます。

その他のきっかけは?

続いて「きっかけ」の2位、3位は「家が古くなった・老朽化した」(30.0%)、「設備の使い勝手に不満がある」(27.1%)となっています。以上の1位~3位の上位3項目は戸建て住宅でもマンションでも同じとなっています。

マンションリフォームに注目すると、「間取りに不満がある」「中古住宅を購入した・する予定(だった)」がともに23.6%、「好みのインテリア・デザインに変えたい」(22.9%)など、間取りやや内装の不満も上位に入っています(下表参照)。

表1

このようなことも参考にしながら、みなさんのご自宅でも気になることがあったらリフォームを検討してみてはいかがでしょうか。

[参考サイト] 2015年リフォーム実施者調査:株式会社リクルート住まいカンパニー


井上恵子

井上恵子住まいのアトリエ 井上一級建築士事務所主宰

投稿者プロフィール

一級建築士・インテリアプランナー。大手建設会社の設計部に約15年間勤務し、主にマンションの設計・工事監理を担当。独立後はマンションの性能や品質、間取り、子育てマンションなどを中心に多数の記事をWeb、新聞などに執筆。情報総合サイトAll About公式ガイド。マンション購入セミナーの講師なども行う。女性目線を大切に、みなさんの安心・安全な住まい選びのお手伝いをサポートしていきたいと考えています。著書に「住宅リフォーム計画」(共著、学芸出版社)「大震災・大災害に強い家づくり、家選び」(朝日新聞出版社)など。

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