マンション管理費の長期滞納問題、知っておくべき解決方法と事前の対策
2024/07/05
一昨日、都内のマンション(約30戸)で臨時総会が開催され、管理会社との管理委託契約の変更が決議され、来年1月以降、現在に比べて委託金額が約3割下がることになりました。
こちらの管理組合さんが行動を開始したのは、今年の6月のこと。
当社のセミナーに理事さん2名が参加され、セミナー後に個別相談でお話を伺ったのがきっかけです。
その後、8月に理事会に出席を求められ、業務メニュー等についてプレゼンをした結果、「管理コスト適正化診断プログラム」のお申し込みを戴きました。
9月下旬に、当社から管理委託費、マンション保険、電気料金の主要3費目について見直し余地を査定し、その結果をレポートして報告しました。
一方、こうした理事会の動きを知った管理会社からも「委託費の減額条件を提示したい」との提案がなされ、当社と同じタイミングで提出されました。
その結果、当社の査定結果に近似した金額での提示だったことから、理事会も納得したうえで条件変更の合意に至り、臨時総会の開催につながったというわけです。
管理組合からの減額要望に対しては、強気な姿勢の管理会社も少なくないので、こんなに早くコスト適正化が実現するとは意外でした。
ひょっとすると、他のマンションでリプレイスされるなどの経験があるのかもしれません。
もう一つ意外だったのは、
本件をきっかけに当社がこの管理組合さんから顧問契約を戴けることになったことです。
管理委託費等の査定が的確であることを立証したことで、信頼を得られたからではないかと思います。
また、電気料金やマンション保険料にも大きな見直し余地があることがわかったため、新年が明ければ直ちに検討に入る予定です。
その他にも、築20年を間近に控えて駐車場の空き区画増や、役員のなり手不足などの問題を抱えています。
引き続き理事会さんのサポートをさせてもらえることになったので、コンサルタントとして腕が鳴ります!
なお、今年最後のセミナーは、12月22日(土)午後に開催予定です。
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